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擬態うつ病 林 公一

 Dr林のこころと脳の相談室というページをよく読んでいたのですが、このたび、絶版になったこの本が再発売されたようです。

 この本は、最近うつ病という病気が身近になった反面、通常の反応であるうつ状態でも自分が病気だと思ってしまう状態、また、うつ病を装う健康な人のことについて、「それはうつ病とは違う、むしろ擬態である。」という観点から判りやすく書かれている本です。

 自分の最近の状況で、甘えなのか、病気なのか、はてまた仕事がいやなだけなのかと悩んでいたところでこのサイトを見ていたので、この本が再発売されるということで早速手に入れました。
 本当のうつ病は基本的に薬と休養で治る。これは多分本当のことです。
 早期ならば早期であるほど抗うつ剤は効果があります。ない場合は、薬が少ないか、そもそも他の原因でうつ状態があるということ、これがこの本の一貫した主張で、それはわたしも同意できる。

 自分はうつ病か、擬態であり病気ではないのか、と悩む人ほどうつ病である可能性が高い。皮肉な物かもしれない。
 でも、読み間違えてはいけないのは、擬態であっても他の病気から来るうつ状態の場合があるので、医者は選びなさいということも書かれていること。
 作者のサイト、メールアドレスには1日200件もの相談があるそうで、その相談を元にこの本が書かれているので、良くある「うつ病は治る」系の本とは違う不思議な読後感のある本だった。

 ただ、うつ病か、擬態うつ病であるかの決定的な見分け方はなさそうだということがちょっと残念。そのあたりは良いお医者さんにかかりなさいという話なんだろうね。


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