電力の保存と送電

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 関東と東北以外の電力会社管内の電気を節電した場合について考える。
 たとえば、関東と同じように節電したとして、節約できた火力燃料を東側に提供すると言うのならどうだろう。電気をそのまま送るなら周波数変換が必要だけど、節約したぶんの火力発電に使う燃料(石油、石炭、天然ガス)は送れるってこと。でも、電力会社としては、発電できるぎりぎりまで使ってもらった方が儲かるから、まずしないだろうけど。
 大電力を貯める技術ってのはまだまだだけど、夜のうちにポンプで水を汲み上げて、昼にその水で発電する揚水発電所ってのはある。電気があまってる時にポンプで汲み上げておけば、電気を貯めて置くのと同じようなことができるという話。今のところ、一番電気を貯めておける方法かもしれない。
 ちなみに、建設費と耐用年数、燃料を考えた発電のコストってのは、石油火力が一番高いことになっている。これは原子力の事故や保障を入れた額じゃないけど。
 子供のころ、燃焼で出るCO2を、酸素と炭素に分けることって出来ないもんかと思ってた。たぶん採算が全く合わないんだろうな。

サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。

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