高度情報処理技術者試験のうち、システムアーキテクト試験を受けてきました。
会場は、秋葉原の貸会議室。廊下とトイレのスペースがとても狭かったので、試験終了時にはかなりな混雑。
秋葉のトイレの場所や休憩場所を知っていたので、外に出るのは良かったけど、試験日は土曜日だったので結構な混雑。結局会場に戻ってきてしまった。
ここでは、事前にやった試験対策と一緒にまとめておきます。
基本的に、平日は通勤電車の中でテキスト、休日は計算問題と筆記問題、論文を行う。
しかし、朝と夜に択一問題やって、休日にまとめて筆記や計算やってると、ラストハルマゲドンをやってる気分になってくる。
午前対策
過去問率の高いマークシートなので、過去問集をひたすら解く。
初回は実務経験のないデータベースの用語、ネットワークの用語がかなり厳しい。
セキュリティーと組み込みはなんとか。
ひたすらやっているとだんだん覚えてくるので、繰り返し行うことが重要。
午後Ⅰ対策
午後1は長文読解で2問選択式なので、問題選択時点で難易度が決まる。何分かけて、問題のどこをチェックして選択するかを考える。
対象の業務や問題の形式に惑わされず自分の得点の取りやすい問題なのかどうかをどう判断するか考えておく。
私は、会計や財務に関する計算式は知識が無い。この分野の大問のなかで、ソフトウェアに関する知識を問われる小問は穴埋めが多く点がとりやすい。これを踏まえたうえで、問題選択からはずすか、あえて選ぶか。
全般的に、ほかの試験でも会計関連の問題は多い。個人的にはコーディングとかアルゴリズム、ハードウェアの問題が出ると嬉しい。
回答は素直に、本文にある言葉を使って文字数の8割程度で回答する。5割程度になった場合は不足していると考えた方が良い。
ただ、本文内の答えを探す問題だけではなく、一部本文から推測して答える問題が必ずあるので、それは難しい。
過去問をやっていて頻繁に出るのが、正答の内容に少し足りない場合。部分点あるかないかわからないけれど、部分点があってほしい。
その場合は採点者によって部分点が変わるかもしれないので、どうするんだろか。
論文対策
小論文は勝手が違う。
過去問ベースに解説から知識を深めていくパターンが通用しない。
高度情報処理の論文試験は、
- 問題用紙の余白を確保
- 問題から見出しを作成
- 見出しにそって、書く内容のダイジェスト並べる
- 問題の例文から用語を拾ってからめ、ダイジェストを整理して書く流れを決める(ここまで20分)
- 書いたメモを横に見ながら、最大文字数の最低60%以上を意識してひたすら書く(90分以内)
という流れ。
これを本番でスムーズにできるか。単純に文字を書く訓練と、文字数の感覚が必要だ。
ついでといっては何だけど、読む方をうんざりさせてはいけないのでペン習字のテキストも少しやっておいた。
試験前後
森永ラムネを前日に準備。
森永ラムネの主成分はブドウ糖で、短時間で脳のエネルギーになってくれる。
試験の合間に食べて、気分転換と脳のエネルギー補給に。
エネ管、電験と、長丁場のお供だった。
そして当日。やっぱり論文が自信なし。
午後1は問2と問4、午後2は問3と、組み込み系を選択した。
2016の合格発表は12/18で、午後の解答速報は高度情報処理は10/20前後とか。
午前問題の公式の速報では、
午前1:23/30、76%
午前2:20/25、80%
とりあえず午後1の免除資格は取れた。これで来年受ける予定のESがすこし楽になる。
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