第一種衛生管理者の資格は、工場系の資格の中では人気があるもので、講座なんかも結構ある資格。
これは、従業員が50人以上いる事業所の場合、資格保持者を必ず置かなければならないということで、事務系の社員に取らせるという場合も多いため。
ただ、会社からの要請で受ける場合を除くと、普通の従業員が個人で受けるのは少しだけハードルが高い。
その辺りは、以前受験準備の項目で書いたのでそちらを見てほしい。
「第一種衛生管理者の試験準備【農場主の日常】」
この記事では、受験対策と当日の様子について記載する。
第一種衛生管理者の受験対策
試験の種別は第一種、第二種とあって、第一種は第二種の範囲から少し試験範囲が広い。だけど、それほど覚える範囲が広い範囲ではないので、ほとんどの受験者は第一種をいきなり受験する。
その対策本は以下を使用した。
じつは、衛生管理者の試験は危険物取扱者同様、試験問題の持ち帰りは不可。なので、解答速報も過去問の公開も存在しない。
だけどこの本の出版社の「公論出版」は危険物取扱者試験では鉄板といわれているほど掲載問題の過去問一致率が高い。まあ、毎回社員か関係者が受験して問題を覚えて帰っているのかもしれない。
そういう実績があったので、衛生管理者試験についても、この出版社のものを選択した。
ちなみに、第一種と第二種は同じ対策本で、第二種の場合は第一種の範囲をやらなければいいだけ。
試験は、五択の選択問題。この本を、問題を見ただけで選択肢が浮かぶまでやりこんだ。
試験当日
関東の場合は、千葉県の五井にあるセンターで受験する。
駅から歩くのはかなりしんどいし、車では駐車場が少ないそうなので、駅からバスか相乗りタクシーで行く。
駅周辺には食事をするところが少し。駅から少し離れると、まあ、何もない。
図書館が周辺にあると地図には書いてあるので、10分くらい歩く気力があるならば、そこに行ってもいい。図書館はなかなか盛況。
その後バス。バスで移動していると、駅から少し離れたところにはショッピングモールなどの大きな商業施設があることがわかる。そのあたりを抜けて、山に入ったところが試験場所。
試験場所の古びた大きな会議室でで受験する。割と女性の割合が多いのは、経理とか事務をやっている人なんかも受験するからなのかもしれない。
試験後、問題用紙は回収されるので正確なところは不明だけど、対策本にあった問題から8割近く出ていた印象。多分合格するんじゃないかな。
このまま合格発表を待ちたい。
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