昨年、受験しようと思ったら受験申し込みが終わっていた資格、「技術士一次試験」に申し込んだ。
技術士の取得に向けて【農場主の日常】
この資格は、技術士になるための一次試験で、合格して登録すると「技術士補」になることができる。
うちの会社の方針としては別に「技術士補」にはなる必要はなくて、技術士一次試験に合格した段階で報奨金がいただける。
理系の技術者は、博士号と技術士というのが2つの最高峰らしいので、社会人となった今は技術士を目指したい。
技術士一次試験とは
技術士試験のページの大綱に、以下の記載がある。
(1) 技術士第一次試験は、機械部門から原子力・放射線部門まで20の技術部門ごとに実施し、技術士となるのに必要な科学技術全般にわたる基礎的学識及び技術士法第四章の規定の遵守に関する適性並びに技術士補となるのに必要な技術部門についての専門的学識を有するか否かを判定し得るよう実施する。 (2) 試験は、基礎科目、適性科目及び専門科目の3科目について行う。 出題に当たって、基礎科目については科学技術全般にわたる基礎知識(設計・計画に関するもの、情報・論理に関するもの、解析に関するもの、材料・化学・バイオに関するもの、環境・エネルギー・技術に関するもの)について、適性科目については技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性について、専門科目については技術士補として必要な当該技術部門に係る基礎知識及び専門知識について問うよう配慮する。 基礎科目及び専門科目の試験の程度は、4年制大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度とする。
試験強化は基礎、適正、専門の3教科。専門教科は技術分野ごとに違う問題が出るが、基礎と適正は共通。
基礎は受験対象の科目にかかわらず理系全般の問題が出る。また、適正は技術士法と技術士の取るべき行動について出題される。
各試験のボーダーは50%と、資格試験にしては低く、解く問題も自分で選ぶことができる。(30門中15問を選択など)時間が余ったからといって指定の問題数以上の解答を解答用紙にマークすると失格になるとか。そのあたりも気を付けないといけない。
技術士一次試験の申込み方法
まず、技術士一次試験の冊子を手に入れる。技術士会の事務所に行ってもいいけど、郵送で取り寄せる。
令和2年度技術士第一次試験 実施案内|公益社団法人 日本技術士会
取り寄せたら、書類に必要事項を記載し、写真を貼って冊子についてきた振込用紙で郵便局から試験料を振り込む。
その振り込みの領収書を同封して簡易書留で事務局に郵送して終了。
ちょうど葉書が62円に値上がりしたので、郵便局に行きがてら古いハガキをまとめて切手に交換した。1枚につき5円の手数料はかかるけど、定形外の120円、簡易簡易の310円切手に交換して、申請書の郵送に利用。
印象としてほかの試験よりは難易度が低そうでおいしそうなのだけれど、受験料が結構高いので気を抜かないようにしたい。
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