先日、一級電気製図技能士に合格した。
私の勤めている会社では、何科目かの技能士を推奨していて、その中に「電気機器組立技能士」というものもある。
“「電気機器組立て職種」における電気機器は、回転電機、変圧器、配電盤・制御盤などの産業用機器を対象としています。「電気機器組立て職種」は、電気機器を組み立てたり、それに伴う電気系やメカニズム系の調整や検査を行ったりする仕事を対象としています。”
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電気機器組立技能検定
電気機器組立技能士は、技能検定を受験し、合格することで名乗ることができる。
職業訓練の科目は、電気科とメカトロニクス科に所属している。
試験は前期、後期とあって、前期は配電盤・制御盤組み立て作業、後期はシーケンス制御となっていて、どちらかに合格すれば技能士を名乗ることができる。
私の場合、制御盤の組み立ては見ただけで実際に組み立てたり配線は行ったことがない。
もう一つのシーケンス制御は、PLC(シーケンサ)というCPU内蔵の機器を使用して、与えられた仕様通りの動作をさせる。
配線は、検定盤にねじ止めする程度で、ドライバーを使えて電気的にテスタで確認できる技能があれば大丈夫。
シーケンス制御は電気製図で基本的な仕組みは理解しているし、シーケンサも仕事で使用しているのでこちらを挑戦したいと思う。
試験対策
対策本は、以下の問題集がある。
3年分の学科試験と、1年分の実技試験の問題が記載されてはいるのだけれど、これ、何年かに一度販売されて、人気のない検定は絶版になっているものも多い。
今すぐに受検するわけではないけれど、買っておかないと絶版になってしまう可能性があるので、購入した。
近い何年かの問題は、各都道府県の県庁で有料でコピーさせてくれるサービスがあるけれど、場所によっては1年分しかない。
なので、受検の予定があるならば、毎年コピーさせてもらう必要があるかもしれない。
練習方法
シーケンス制御の実技試験の練習は、シーケンサと試験用のハードウェアを準備しなければいけない。
試験で使用されるものと同等の練習盤は販売しているけど10万円レベルなので、端子台とSW、抵抗、LEDでDI/DOを自作するか、USB DI/DOユニットを買ってきてPCで表示させるシミュレータを自作するか。
会社でセミナー等がないならば、そんな作業が必要。
職業訓練指導員 電気科が取れれば学科免除の利点があるのでそのあとの楽しみに。
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