2016年より、会社の状況に不安を感じていた。リストラや、会社がなくなること。ニュースでは、求人の状況は良いとは言われているけれど、もういい歳であるので、この先どうなるか。
また、私の勤めている会社では、資格取得に対して報奨金が出る。その対象の資格は多岐にわたっていて、会社の定めたランクにより報奨金額もまちまち。
それならば、多少なりとも有利になるためにと資格取得に挑戦している。そう思ってから10種類以上の資格を取得できたので味をしめ始めた。
そんな中、会社のランクでは最上位の資格の1つに設定されている資格に、「電気通信主任技術者(伝送交換)」を見つけた。
高度情報処理試験や電験二種以上と同等にランクされているので、どんなものかと調べてみたら、まあ難易度は高めだけどマークシート試験で科目合格ありという条件のよう。試験の申し込みは10/1~11/8とのことなので、申し込んでみた。
電気通信主任技術者とは
電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事、維持及び運用の監督責任者です。
電気通信事業者は、その事業用電気通信設備を、総務省令で定める技術基準に適合するよう、自主的に維持するために、電気通信主任技術者を選任し、電気通信設備の工事、維持及び運用の監督にあたらなければなりません。電気通信主任技術者の選任は、原則として、事業用電気通信設備を直接に管理する事業場ごととなります。
ただし、多数の事業場が地理的にも組織的にも近接している場合は、電気通信主任技術者が一定の範囲内の他の事業場の設備もあわせて監督できることになっております。
電気通信主任技術者試験 電気通信技術者とは
簡単に言えば、電話や無線の設備の監督責任者ということ。
試験内容も、法規とシステムは電気系の知識、専門の選択教科で自分の専門に近いものを選択して受験すればよい。ネットワークの知識があれば有利かな。
電気通信主任技術者の試験申し込み
期限中に試験のページからネット申込みする。
受験申請
試験教科は4教科あって、受験する科目数により試験料が変わる。
今回私は初受験なので、全教科受験の金額を振り込む。
試験免除と科目合格
4教科の試験教科については、免除と科目合格の制度がある。その科目合格は3年間。電気通信主任技術者試験は年2回あるので、科目合格することができれば合計6回の試験が免除となる。電験と比較するとこれはかなりおいしい。
他の免除条件には、関連資格の取得と学歴がある。学歴については大学で電気通信工学の学科を出てから最低1年の実務経験が必要。その他の学校の場合は最低4年と、今の会社では無理。
関連資格は、「電気通信主任技術者」「工事担当者」「第一級無線従事者」のどれか。といっても、対象4教科のうちで一番難易度が低いシステムの免除がほとんど。第一級陸上無線技術士を持っていれば専門が免除となるが、第一級陸上無線技術士の方が難易度が高いのであまり現実的ではないかな。
逆に、電気通信主任技術者(伝送交換)を持っていれば、工事担当者、第一級陸上無線技術士の試験で科目免除が発生するので、そちらの方を狙う方が何かといい。
そんなわけで、申し込みをネットから完了した。受験料だけで2万円近い資格だったので、なんとか合格したいところ。
問題は試験日。冬の試験の場合、試験日は来年1月28日。電気機器組立て技能士の試験を受けると、計画立案の試験日が前の週の1月21日となる。スケジュールを考えながらやらないと危ないかな。
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