バンゲリングベイ

ホビー・デジモノ

 先週土曜の花火大会の日、最寄り駅のファミコンショップで、中古カートリッジを買ってきました。

3点お買い上げ

 買ってきたのは、「スーパーマリオ」999円,「スターラスター」99円(マニュアル付き),「バンゲリングベイ」290円。
 2つのお店を回ったのだけど、「スターラスター」と「バンゲリングベイ」を買ったお店では、マニュアルが無いカートリッジには、お店がコピーしたマニュアルをサービスしてくれる。こういうサービスがうれしいなあ。
 昨日,一昨日と感涙にむせびながらプレイしていたわけですが、この中で思い入れがあるのはやっぱり「バンゲリングベイ」。小さな地球のような閉鎖空間に、小さな空母とヘリが閉じ込められて、敵の軍団と戦いつつすべての工場を爆撃し、生産機能を停止させるゲーム。
 これ、実は私もってたんです。もうやらないと思って分解してしまいましたが。
 当時、コロコロコミックだかコミックボンボンでやっていたファミコンの漫画でこれを取り上げていて、「ヘリで帝国に戦いを挑む」という世界観に惹かれて買った人も多いでしょう。
 しかし、漫画のように派手な攻撃があるわけでもなく、漫画には出てくる箱の絵に描いてあるドクロのような大ボスが出るわけでもない。周りでは「あれは面白くないクソゲーだ」という声があふれるわけです。そりゃ、あの漫画が悪いよ。
 確かにひたすら地味なゲームで、操作が難しいといわれるんだけど、非常に戦略的で地形を覚えながら進むのがなんとも楽しかった。


 このゲームの原作はApple用のゲームを多数生み出していたブローダーバンド社。開発者はウィル・ライト氏。当時「バンゲリング帝国三部作」として「チョップリフター」「バンゲリングベイ」「ロードランナー」を開発。ロードランナーはいろいろなものに移植されて大ヒットになったというのに、その扱いの差は何なんだ。
 ブローダーバンド社のほかの作品には、「スペランカー」「カラテカ」などもあるのだけど、これだけ並べると「クソゲーの会社」と誤解されそうだよ。
 開発者ウィル・ライト氏は、「バンゲリングベイ」を作ったときの背景作成ツールや、自動的に生産されてくる高射砲やレーダーを見て、「シムシティ」のヒントを得たとか。
 私は「シムシティ」も「ロードランナー」も結構やった口なんだけど、なんだかウィル・ライト氏の作品と相性がいいのかも知れない。
 そんな感じで、今日も夜が更ける。

サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。

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農場主の日常

コメント

  1. ミュン より:

    バンゲリング・ベイって
    ウィル・ライトさんの著作物だったのですか・・・
    生まれてはじめてやったゲームでしたよ(遠い目>バンゲ
    小さい頃だったので
    ただひたすらやってた気がします。
    その後成長して、クソゲー認定したわけですが(笑

  2. サクラキャンドル より:

    はっは。
    でもそのコメントを読む限りでは、ミュンさんも相当やった口ですね。
    今やっても結構楽しめると思いますよ。機会があれば引っ張り出してやってみてください。

  3. ミュン より:

    どこかのタイミングで
    ファミコンがなくなったので
    もうできません~
    たしか捨てたのかな(笑)

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