最近、技術的な報告書を書くことが多いのだけれど、それで思うのはどうも考えをまとめる力がないなということ。
考えというか、思いつきはとめどなく浮かぶ。浮かんでは消えていく。
メモを取ったり、ノートに書き付けはするけれど、それが発展していかない。
それは、「考えて」いるんじゃなくて「思って」いるだけ。空想の世界で遊んでいるのとなんら変わらない。それは楽しいかも知れないのだけれど、結局は役に立たない。
そういうわけで、少し考えるってどういうことなのかを知りたいなと、それっぽい本を購入。
早速読んでみた。作者の人は、新聞社の記者をやっていた人で、コラムを担当していた人物らしい。確かに、いわゆる教科書やHow to本とは違い、読ませるというか楽しませる文章を書く。
確かにそれはそれで良いかもしれないのだけれど、章や節で結論がすぐにわかりづらいのが難点。
読者に考える余裕を与えているのか、それが目的なのかはわからないけれど、結論が早く知りたい人にはあまり向かないかもしれない。
ただ、辞書をいたるところにおいて、わからないこと,興味を持ったことはすぐ調べる習慣をつけるということは参考になりそうだ。
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