“原子力安全委は、福島第1原発から最大で毎時1万テラベクレルの放射性物質が放出され、数時間続いたと試算。放出量はすでに毎時1テラベクレル以下になったとみているが、原発の北西約60キロ、南南西約40キロで、3月12日~4月5日の積算外部被ばく放射線量が年間限度の1ミリシーベルトを超えるとも見積もっている。避難や屋内退避指示が出ている区域でも高い線量が示された。”
福島原発事故、最悪のレベル7 チェルノブイリと並ぶ – 47NEWS(よんななニュース)
一万テラベクレル毎時ってなんだ。現在は一テラベクレル毎時程度に収まっているってなんだ。それを選挙後の深夜に発表するってなんだ。
原発関連の設備や仕事の基準が他の設備の基準より厳しいのは知ってるし、実際の信頼度も高かったのは知ってる。
その半面、原子炉関連の清掃などの作業員がどんな風に雇われるかとか、原発のそばのツユクサの突然変異などの話は、なぜか学校の副読本で知ってた。日教組が強かったんかな、その学校。
3/12の水素爆発でも格納容器は健全で密閉性は保たれていると言う発表は信じていた。水素も、その前にベントした蒸気に含まれて居たもので、直接外気に出さないように建屋に一旦出したのが裏目に出たんだろうと思ってた。それがあとから、格納容器の健全性が保たれて居ない可能性とか、漏れてますとか。そういう発表をするか?
放出された値について、それだけの量が放出されてんなら、東京の水で基準以上の量が検出されるのも頷ける。あの水素爆発が起こっても格納容器が容器健全だって言われてるのに、あれだけいろんなところで高濃度の放射性物質が検出されてるのが解せなかったのだよ。
だけど、今は最悪な状態ではない。現在の東京の放射性物質は減少傾向で安全なレベル。だけど、フクシマはまだ収束してない。
ニュースでもちらほら出てるように、設計者、研究者、製造者すべて協力している。でも、連絡と指示、ちがう組織との連携がうまく行ってないのが最悪なんだと思う。
あと解らないのは、なぜその高濃度の放射性物質が放出されて、現在は下がっているのか。海水入れたあとの断続臨界によって本来原子炉でできないはずの放射性物質ができてるみたいだけど、それは放出されたものにはいるんかな。
むしろ、臨界してないならば水素爆発当初は原子炉内の放射性物質の量は現在より少なかったはず。貯まり水は臨界による海水内のミネラルの放射化の影響もあると見てるんだけど。
そこいらへんの仕組みやらなんやらはシロウトが考えても仕方ないか。私も、放出された値のあまりの大きさに取り乱しました。だって、一万テラだぜ。HDDだってそこまで容量ないよ。
コメント