2013年の台風18号で、京都の桂川が氾濫して京都に甚大な被害が出た。
“ 大型の台風18号は16日午前8時前、愛知県豊橋市付近に上陸し、関東甲信を通って東北に進んだ。広い範囲で大雨となり、気象庁は午前5時5分、福井県、京都府の全域、滋賀県のほぼ全域に運用以来初めて大雨特別警報を発表。京都の嵐山では桂川が氾濫し、周辺の旅館、土産物店などが冠水。各地で土砂崩れ、突風も発生し、犠牲者も出た。”
下流で災害の救助などが行われている中、上流の日吉ダムの貯水量がやばかった。
水資源機構 関西支社
台風はすでに過ぎていたけれど、16日の昼の段階で貯水量が370%に。
その状態で放水量を増やしたけれど、流入がその3倍くらいある状態。下流には氾濫した桂川と淀川があった。
そして16:00の段階で日吉ダムは耐えたようだ。ギリギリの量を見極めて放水して、この時点で377%の貯水率だけど、流入と放出のバランスが取れている状態。これが耐えられなくなった場合、もっと下流は被害がかなり大きくなった可能性があった。耐えてしまえばニュースにはならないものな。
後日、PDFファイルで簡単にPR資料ができたようだ。
魅せる!現場 ~ダム管理の現場を支える人々編~
現場は相当大変だったんだなと思う。
コメント