先日、無事組込みソフトウェア技術者試験(ETEC)のレベル2グレードAの認定を受けたので、調子に乗ってほかの資格を受けてみることにする。
以前書いたとおり、私の所属している会社では、結構マイナーな民間資格にまで試験費用と報奨金が出る。
このご時世、いつまでそれが続くかわからないので、取れるときに取っておこうという考え。
思い立ったのが4月だったので、GWに間に合いそうなのはCBT試験でとれるものだけ。
その中で、NI社のLabViewの資格であるCLADを受けてみた。
Certified LabVIEW Associate Developer (CLAD) – National Instruments
そもそもLabViewってなにか
LabViewは、NI社が開発したグラフィカルな開発言語。MatLabのSIMLINKのように機能のブロックを線でつなぐようにしてプログラミングを行い、コンパイルすればWindowsのソフトウェアも開発可能。
他社のハードウェアでも、LabView用のドライバが提供されている場合があるので、それを使ってハードウェアの制御が可能。
一般的には、計測器として使用する。また、NI社のRIOシリーズのハードウェアに組み込むことで、様々な制御ハードウェアを開発することができる。
CLAD試験とは何か
CLADはエントリーレベルのLabVIEW認定試験であり、LabVIEWの基本機能の幅広い理解を証明するとのこと。
LabViewを使い始めて1年程度の人はが受けるような試験。
日本語圏での情報は極めて少ないので、内容まではなかなかわかりづらい。
CLAD試験の受験方法
ピアソンVUE社でアカウントを作成し、試験と会場を選んで申し込む。
当日、会場に身分証明書を持って出向いて、PCに向かって受験する。
2020年現在、ピアソンからの受験は廃止されたようです。
CLAD試験の受験対策
対策本などはない。
NI社のページでユーザ登録を行い、CLAD試験対策用のセットをダウンロード。そこにサンプル問題のPDFがあるので、それをひたすら解く。
あとは、LabViewのヘルプやらを読み込んで、機能を覚えていく。
試験の様子
PCの画面には、このアイコンが何かとか、LabViewを使っていればわかるものが多い。ただ、開発に使っているLabViewのバージョンが古い場合には見たこともないアイコンや機能が出てくる場合が多くて苦労するはず。
私の受験時にも、数問は見たことがない問題があった。
受験後
結果は試験終了ですぐに表れる。
無事一発合格できたので受付に行くと、簡単な試験結果を印刷した紙がもらえる。
その数日後、登録した電子メールのアドレスに、認定バッチの画像と認定証のPDFがくる。
勉強期間は2週間ほど。なかなか緊張したが、これから月に1件くらいは資格に挑戦していくつもり。
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