明大和泉キャンパスにて、技術士一次試験を受験してきた。
先日受けた中野キャンパスとは違って、4~5階建ての建物が複数ある感じ。
受験の申込みが6月で、試験が10月というスケジュール。この時期は情報処理技術者試験の期間と被るので、今回は技術士一次試験を選択。
情報処理技術者試験の午前I免除は4回分有効なので、来年度1つ合格すればいいから。
技術士第一次試験の受験申込【農場主の日常】
試験対策と当日までの流れを記載する。
技術士一次試験の試験対策
試験教科は3教科。いろいろな科目があるけれど、私は電気・電子を選択。
基礎と適正は科目共通なので、以下の対策本を使った。
基礎
基礎は去年~今年勉強した、情報処理+エネ管+危険物(物化)の知識で行けるような印象。3/5選択でボーダー50%ってのもすごい。
分野別にみると、解析分野は材料力学の知識がない。一度集中的にやった方が良いかも。バイオはDNAが厳しい。
ただ、冷静に答えの選択肢をみると、問題文と公式から消去法で求まるのが結構ある。本当に計算が必要な問題はだいぶ少ない。その上30問中15問選択だし。
適性
まあ、問題文と選択肢が長い。15分くらいで15問読めるか。時間はなんとかなりそうとはいえ、頭がとても疲れる。
高度情報処理もそうだけれど、問題が何を答えとして求めてるかをみてから本文読むと時間短縮できる。
専門教科の対策本は少ないけれど、電気・電子部門は以下が鉄板か。
専門の試験時間は2時間で35問中25問選択。とすると、はじめの30分で問題読んで選択して、残りを90分で解く。その時残るのが計算問題20問とすると、1問4分かけて残り10分。ざっとそんな時間配分か。電験の理論の戦略を応用。
問題を見ると、今年は電験の理論の勉強してなかったから結構きつい。
少なくとも計算なしで解ける問題が少なそう。
パワエレ、電気設備、法規は、電験4教科と範囲が同じくらいで理論の割合が高めという印象。30問中25問選択でボーダー50とは言うものの、計算問題や式の導出問題が多いので時間をとられそう。
比較的簡単な半導体や電磁気の法則の穴埋めを強化しておくのが良い。
論理回路はパズルのようでやり易いけど時間がかかる。
全体的に、問題によって細かく記載のある親切なものと、知識前提のあまり親切ではないものがあって、難易度が変わる。
試験を受験してみて
個人的には難しかった。
範囲が広いのと他分野に渡るので、新問で知識が無いことを聞かれると厳しい。
ほぼ過去問流用らしいので、解答速報がその日のうちに某巨大掲示板に上がる。
それで答え合わせをすると、
適性13/15(86%)、専門18/25(72%)、基礎12/15(80%)
暫定版らしく、ここから点数は下がると思うけど、ボーダー50%ならまあ大丈夫だろう。
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