東芝子会社のひとつが早期退職の募集をはじめたそうだ。
それも、今後の展望が見込まれるICTの分野。
“東芝は29日、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」などICT事業を展開する東芝デジタルソリューションズ(川崎市)の社員約300人を対象に早期退職を募集すると発表した。IoT関連の新規事業部門を除く53歳以上で勤続10年以上の社員から募る。ICT事業は情報システム関連が不調で2017年4~9月期は19億円の営業赤字に転落した。”
東芝、子会社で300人早期退職募集 ICT事業 :日本経済新聞
その他の会社の事情
私の勤めている会社は、東芝の関連で電力関係ではあるけれど、基本はICT部門。他人ごとではないけれど、いまのところうちの会社はやらないそうだ。
多分その背景に50代の社員にやめられると困るというのがあるようだ。バブル以後人を取っていない時期の影響がここに来て出てる。
10年後、その人たちが退職すると社員が半分になる。全社公開資料で章下賜されたけど、結構衝撃的なグラフ。年金問題と同じだ。
そのころ、それらの方たちが退職したとして残り半分の社員の中にいる自分の立場がどうなっているんだろうと結構不安を感じる。
そもそも、親会社からの仕事に頼りきりで、外に目を向けている人は少数。総務、人事なんかでは研究に力を入れているけれど、もともと採用した人たちがそういうものに興味のない人がほとんどなんだからあんまり理解がない。
親会社が必要としている部門の強化には積極的だけれど、外部にはなかなか手を出さない。例えば、セミナーや新商品紹介への参加なんかに力を入れている人はいない。
会社の将来も、自分の将来も不安なところ。
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