会社の食堂で夕食を食べながらNHKニュースを見ていると、
「冷房を28度にする運動の影響からか、この暑さでPCの故障が急増している。」
というニュースが。
熱対策の現状
私はちょうど今年の1月にPCを新しくしたのですが、そのころのPentium4は強烈な発熱量が問題になっていて、PCの冷却がまずいとCPU温度が70度くらいになってしまうらしい。大体半導体なんて、温度が上がるほど性能が悪くなるんだから故障するのも仕方ないわな。
最近のメーカー製のPCはスリムで小型で静音のものが多いから、CPUを冷やす能力は低いことも多い。そんなPCを買ってきて、通風孔をふさぐようなせまい場所に置いたり、埃っぽいところにおいてたりしたら、熱も逃げにくいわね。そりゃ、暑さでPCも変になるよ。
と、他人事ではなく自分も静音スパイラルの時やCPUファンその後の時に気になったので少し対策を。
PCの温度とチェックソフト
私のPCの温度やら、グラフィックカードやらメモリのチェックは窓の杜 – EVEREST Home Editionのソフトを使っています。マザーボードが対応していれば、いろいろな情報を表示してくれる優れもの。
C PUファンを代えてケースファンを止めていた時には、負荷をかけるとCPU温度が60度を超えてさらに上がり続けたのだけど、あれはかなりやばかった。現在は負荷をかけても55度を超えないくらい。起動時には43度くらい。
AMD製CPUでの対策
うちのCPUはAMDのAthlon64 3000+なので、Cool’n’Qという機能が使えるらしい。
詳しい説明はCool’n’Quietテクノロジに有るのだけど、何でも、「CPUに負荷がかかっていない時にはクロックを遅く,電圧を低くすることで消費電力と発熱を抑える」機能らしい。今までこれを有効にしていなかったのだけど、早速有効にしてみることに。
再起動してWeb閲覧、日記の作成なんかの軽い処理を少しやってみてからCPU温度を見てみると、これまで43度ぐらいだったCPU温度が33度とか。 はっはっは。軽い負荷の時は効果絶大だ。
ただ、クロスゲートを描画3にして2ウィンドウ状態だと、ずっと重負荷状態と判別されて効果はなし。ふむ。
それじゃあつまらないので、使っているグラフィックカードをオーバークロック状態にして効果をチェック。すると、2ウィンドウ状態でもCool’n’Qが効くようになった。しかし、クロックが上がったり下がったりを繰り返すのだけど、これ、故障しやすくなったりしないんだろうか。
まあでも、これで多少は発熱が抑えられるんだろう。
そういえば、私のマザーボードにはCPU温度が低い時にはファンを遅くする機能もあるらしいのだけど、現在効いていない。BIOSが結構古いので、それをアップデートしないとだめかね。まあ、休みにでも続きを。
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