連休で、今日もDVDを。今日の映画は「ホテル ルワンダ」
この映画は、海外では公開されていたところ、日本では配給会社が決まらず、有志の方が署名運動までして日本公開が決まったという映画です。
ルワンダは外国人からはほとんど見分けがつかないツチ族とフツ族が混在して暮らしている国。フツ族が統治状態にあるところで、ツチ族の過激派に大統領が暗殺されたところから、フツ族過激派や政府軍,民兵がツチ族の大量虐殺に至る。
その当時のホテル ルワンダ支配人が隣人や家族、孤児のフツ族難民をホテルにかくまって助けるという話。
ホテル ルワンダには外国人や国連軍も宿泊しているんだけれど、内戦状態になると外国人は引き上げ、国連軍は民兵には攻撃できないという無力状態でツチ族の難民たちをかくまうホテル支配人の物語。
話は実話に基づいているらしいのだけれど、外国人カメラマンの「海外で夜のニュースでこの映像を流しても、こわいね、と言ってディナーにもどるだけで、虐殺を助けようとは思わないだろう。」という言葉にぐっときた。
重いテーマであったのだけれど、エンディングの歌にかなり泣けると思う。
「アメリカは合衆国というけれど、なぜアフリカは合衆国になれない。イギリスは連合王国というけれど、なぜアフリカは連合王国になれない。」
アフリカはまだこんな国が多いわけだよね。
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