GWに旅行に行く時、車内の時間をつぶそうと思って買った文庫本。
“かつて日本には、「武士道」に象徴される「生き方のモデル」があった。ひと言でいえば、「品格のある生き方」である。そして今、再びそうした「生き方」が脚光を浴びている。自分を最高に生かし、人からも存分に生かされるためには、日々何を考え、どう行動したらいいのか。自分の「生き方」に絶対の自信がつき、生きることのかぎりない“喜び”が満ちてくる新渡戸流「人生論」の決定版。”
新渡戸稲造といえば、「武士道」が一番著名なわけですが、人生論・人間の品格について書かれている本ということに興味をもって購入しました。
読んでみると、新渡戸稲造が体験した中で、「自分はこういう心がけをしている」とか「こういう点は見習いたい」という考え方が中心に書かれている本だということがわかる。
考え方を押し付けすぎず、自分も反省しながらこう考えているというのが伝わってきて、なんだか新渡戸稲造の心に共感を持ちながら読めた本です。
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