南町田グランベリーモールで「百万円と苦虫女」を見た

　南町田には、グランベリーモールという、シネコンと商業施設の集まったような施設があります。そこで映画を見ることに。
映画『百万円と苦虫女』公式サイト
　南町田は、周りはほんとに何も無いような駅。住宅街とは少し離れているようだね。グランベリーモール口から出ると、その周りはにぎわっているのだけれど、横道に入ったら、ほんとにいなかの町。まあそんなもんか。

　そして映画。蒼井優主演の映画ということ以外は先入観はまったく無しで見てみました。
　オープニングから、なんだか少年院だかそんなところからのスタート。家庭環境が悪かったり、弟がいじめられていたり、バイト先の友達がなんだか無責任だったりして、怒りをぶつけたら犯罪者になってしまったという、理不尽なようでありそうなような展開から、家をでてお金を貯めつつ点々とさまよう女の子の話。
　バイトをしながら１００万円貯まったら引っ越して、３箇所を点々とするのだけれど、行く先々での人との付き合いと、それを拒否したり、迎合したりする心の動きが結構面白い。
　細かな映像描写なんかもよかったし、主人公の女の子の心の動きに引き込まれるような、穏やかな映画でした。
　ハッピーエンドではないところも、余韻が残ってよかったかな。
　たまにはこういう映画も良いもんだ。