職業訓練指導員(電気科)の受験準備

資格試験

 私の所属する会社では、資格の報奨金制度があって、資格取得時に報奨金が出る。
 その中に、職業訓練指導員(電気科)というものがある。
 職業訓練指導員とは以下。

“職業訓練指導員(しょくぎょうくんれんしどういん)とは、公共職業訓練及び認定職業訓練において、訓練を担当する者をいう。その業務は、公共職業能力開発施設等において、職業のための技能や知識を指導したり、働く人々や産業界が求める教育訓練の内容を的確につかみ、キャリア形成に関する相談支援や教育訓練プログラムにまとめあげる事等である。根拠法は、職業能力開発促進法である。厚生労働省は、平成29年11月24日付けで、公的職業訓練などの指導員である職業訓練指導員の愛称・キャッチコピーを「テクノインストラクター ~技で未来を切り開く~」に決定したことを発表している。”

職業訓練指導員 – Wikipedia
 大学の時に教員免許を取っていないのだけれど、この資格があれば職業訓練校の募集に応募できる。リストラとかに会ったときにいいのではないかと。

職業訓練指導員の取得方法

 職業訓練指導員になるにはいくつかの方法がある。
指導員になるには?
 最も確実なのは、高校の普通教育免許を持っていること。工業系の大学で必要科目の単位を取って、工業高校の教員になれる資格があれば申請だけでOK。
 あるいは、職業能力総合大学校の指導員養成課程を卒業していること。
 これらは今からはほぼ無理として、次にメジャーな方法が「職業訓練指導員試験」に合格するか、「48時間講習」を受けて合格すること。
 「48時間講習」は社会人ではなかなか難しいので、職業訓練指導員試験を受けて合格するのがいいだろう。

職業訓練指導員試験

 48時間講習、職業訓練指導員試験はどちらも誰でも受けられるわけではなくて、受験資格が必要。
職業訓練指導員(テクノインストラクター)免許 | 技能に関する資格 | TOKYOはたらくネット
 結構細かく分かれている。学校で必要な科目を履修後に実務経験が必要(会社による証明が必要。)。あるいは「対応する技能検定」の合格、「対応する国家資格」の合格という感じ。
 そして、職業訓練指導員試験は各都道府県で行っているが、自分の受験したい科目の試験をやっているとは限らない。たとえば、情報処理科は情報処理試験の合格で受験することができるが、実技試験は福岡県でしかやっていない。
 本当に必要ならば、福岡県で申し込んで受験するしかない。

技能検定と職業訓練指導員試験

 48時間講習と職業訓練指導員試験の受験資格の中に、対応する技能検定の合格というものがある。
 そして、一級技能士を取得している場合には、学科試験と実技試験が免除され、指導方法のみ合格すれば対応学科の職業訓練指導員資格を得ることができる。
 私はこの前「一級電気製図技能士」に合格したので、指導方法に合格すれば電気科の職業訓練指導員になることができる。

指導員試験の受験申請

 指導員試験は、都道府県により試験日がまちまちで、早いところは7月、遅いところは11月。
 東京で受けようとした場合、11月になってしまうので、8月に指導方法が実施される埼玉県にて受験申請を行うことにした。
 申請に必要なのは、

  • 受験申請書
  • 本人確認書類のコピー
  • 写真2枚
  • 受験資格を証明する書類(技能検定合格証書のコピー)

 受験料の3100円を埼玉県の収入証紙を買って添付する必要がある。
 これがまた面倒。平日の夜や休日では埼玉県内の指定のコンビニで買える。ただ品切れの場合も多いので、ちょっと探し回った。
 書類提出後、記載した電話番号に問い合わせがあったりしたが、特に問題なく受験できそう。あとは8月まで勉強すればいい。

サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。

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