部署の異動と周りの様子

生活一般

 この4月、部署の異動になりました。
 就職した年、親会社の研究所に実習に行って、そのままそこに駐在する部署に異動になってから数十年。構内請負という立場から、特殊派遣という立場に代わり、会社の方針が親会社への特殊派遣を減らすという方針となり、電力用制御盤の設計業務に異動して、蓄電池関係の制御盤の仕事をしていた。
 蓄電池の制御は、前に居た親会社の研究所で制御方式を決定するという方式だったので、それを実際のソフトウェアに落とし込むのは難しいけれどできないことはなかった。
 そして数年、課の方針が電力用の蓄電池からは撤退し、ハードウェア設計中心となるということだった。
 個人的に、ソフトウェア設計を行いたくて会社に入ってからやっとソフトウェアを扱えていたところの方針転換だったので、まあ悶々としていたのもあったので、異動の話も迷いつつも受け入れた。

異動先の様子

 異動については、年末の上司との面談の時に、ソフトウェア中心の部署への異動があれば希望するということは伝えていた。
 ただ、この時期に人が足りない部署は、すでにほぼ炎上状態になっている大規模な物件の部署だとわかっていた。だけど、もうそのプロジェクトが発足してから3年以上経っているので、漏れ聞く情況は音が大きいだけで、地獄ではないのかも知れないし、収束しつつあるのかも知れない。
 異動の1週間ほど前、異動の日の連絡やら仕事を聞いてみても、なんだかあいまいな答えしか返ってこない。少し調べてみると、私の異動になるチームの前任者はもうすでに会社を辞めているようだ。超不安。
 最悪、今の部署の部長さんが、1年たってどうしても合わないようなら戻してやることも考えるといってくれた。それだけでも心強い。

異動してみて

 とりあえず引っ越しは特に手伝ってくれる様子はない。周りは、一日おきに徹夜しているようだ。チームの連絡も、私の紹介を終えたら特に雑談もなく、静かな部署。特に引継ぎのようなものもない。
 とりあえずついた上司は、隣の課の人。何が起こっているのだろう。どうも、私の今までやっていたような仕事はここにはない。前に少しかかわった仕事もかなり難しいと思うけど、それも関係がないようだ。というか、課長は私がそれにかかわったことすら知らなかったようだ。
 ソフトも、C++かJavaだそうだが、どちらも未経験。データベースを扱うが、oracleを使うそうだ。だけど、データはバイナリーのダンプデータをCSVに変換して読み込ませるらしい。その変換はawkとか、一部EXCELのマクロとか。統一感もない。
 まあ、EXCELのマクロの修正はできるけど、ほかは未体験。人が欲しかったとはいえ、その人のキャリアとかやって来たこととか見て異動を決めて欲しい。
 なんつーか、炎上してるプロジェクトに取り敢えず投入された使えないおっさん的な立場になりつつあるような。
 まあ、できそうなことから愚直にやるか。なんとかなるさ。
 「楽観主義であること以外は役に立たない。」チャーチルの言葉だ。楽観主義者は困難の中にチャンスを見いだす。

サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。

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