認知症の父親、家にいる時は頻繁にカレンダーを見て、今日はいつなのか、何曜なのかを何度も聞くようになった。
いつも家にいるうちの母親は、それを聞かれてイライラするらしく、どうも雰囲気が悪くなってきた。
たしかに、本人はわからないから聞いてるのであって、さっき聞いたことを忘れるのがしかたない。けれど、健全な家族に負担がかかっていく。
どうにかならないものか。
ネットの声
少し検索すると、同様な悩みというのはいろいろなところで聞こえる。
そういう場合、大きな数字で、見やすいディジタル式のカレンダーを置くといいということらしい。
早速、どんなのが良いか探してみた。
日めくりディジタルカレンダー
楽天で探してみたら、よさげなものがあったので購入した。ADESSOの見めくり電波時計だ。
まず、日付がでかくて読みやすい。これを、いつも見ているテレビの隣と、こたつの上においてやればいい。
次に、曜日が見やすい。問題があるとすると、木と水の見分けがつきづらいことか。
その下の時計もいい。この時計、電波時計なので正確。地味に、温度と湿度が出るのは私にとっていい。
悪い点としては、液晶なので暗いところだと少々見づらいところか。
運用してみて
効果あり。数日は今日は何日か聞かれたけれど、1週間くらいしてなれたのか、全く聞かれることがなくなった。この日めくりカレンダーと壁の1か月のカレンダーを見て、安心するようになった。
併せて、1か月のカレンダーの方は夕食の時に今日の日付に斜線を入れて、わかるようにしている。
もともと几帳面な人ではあったので、目につくところに日付が入って、それが認識できれば大丈夫なのだろう。
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