農場主の日常 440 CDX へ Linux インストール その2の続き。Lanカードがどうしても動かないので、最新版をインストールして様子を見てみることに。
Vine Linux の最新バージョンは3.2らしいので、それをインストールしてみることに。
Vine Linuxの入手
Vine Linux Home Pageから、CD-ROMのイメージファイルが手に入るので、これをCD-Rに焼き付ければ、インストールCDができるらしい。ふむ。
上記ページの、[Vine Linux の入手方法]から[FTPサイト]を選択。
FTPサイトは自分の所から近いと思うものを選んで、Vine 3.2のCDIMAGEを選択。この中にある、Vine32-i386.isoがインストール用のイメージなので、こいつをダウンロード。
CD-Rに焼き付けるのは、Nero Expressを使用しました。
メニューから、[ディスクイメージまたは既存のプロジェクト]を選択し、ダウンロードしたファイルを選択して、CDを焼いてやります。
インストール
CDができたら、Satellite pro 440 CDX にセットして、CD-ROMからブートしてやります。
2.1の時とくらべて少しきれいなメニューが表示されるので[ENTER]キーを押してやればインストールが始まります。でも、ちょっとしたところでSTOPして、CD-ROMが出てきてしまう。うむ、メモリが48MBじゃあだめかね。
GUIインストールではなくTEXTインストールを選択すると、何とかインストールが始まった。でも、X Windowの設定でまた問題が。グラフィックチップは認識するのだけど、ディスプレイの設定でLCD Panel 800×600を選択すると、どうも画面が表示されない。仕方ないので、適当な設定を選んだ後、[X windowを起動しますか?]と聞かれたところで[No]を選択。インストールが終わってから調整することにしよう。
LANカードの問題
インストール終了後、問題のLanカードは何の設定変更もせずに自動認識されたのだけど、やっぱりルータと通信できない。ケーブルを変えて見たり、スロットの位置を変えたり、ルータのコネクタの位置を変えてみたけど、まったくだめ。こりゃ、だめかな。
手持ちのLANカードは、あとはアクトン AD11C-1で書いた、友達にもらった古い無線LANカード、Accton AD11C-1というカード。ネットで調べてみると、Linuxでの動作実績もあるようだし、だめもとで使ってみるか。
LANカードのインストール
まずカードを刺してみて、情報を確認。その情報を元に、/etc/pcmcia/configファイルを編集。
card "IEEE802.11 PC Card Adapter"
version "Accton","IEEE802.11 PC Card Adapter","Version 01.02",""
bind "orinoco_cs"
を追加。そして、カードを刺しなおす。すると、認識はするのだけど、エラーが発生。英語を斜め読みすると、”ignore_cis_vcc=1″を追加しろとか何とか。
そのメッセージにあわせて/etc/pcmcia/configファイルを編集。
device "orinoco_cs"
class "network" module "orinoco_cs"
という部分の最後に、
opts "ignore_cis_vcc=1"
を追加。ネットで調べた感じでは、なんでも電圧設定を明示的に宣言するオプションらしい。
この設定後、
コマンドを打つと、問題なくカードは認識されて、アクセスポイントも検出しているようだ。
暗号化キーの設定は、コマンドで設定してやれば良いらしい。早速打ってみると….問題なくつながったよ。このカード使えたのか。
LANがつながれば、あとは設定をいじればWebサーバとして動作するはず。最初からこのカードを使えばよかった。
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