2月で寒い日が続くけれど、もっと寒くなるような映画を
近所のTUTAYAで、高倉健特集をやっていて、その中からチョイス。
八甲田山は青森県の山で、日露戦争の時代、ロシアが青森側の鉄道などを破壊したときに、太平洋側と日本海側の連絡を取るべく、八甲田山を越えるルートで軍隊が連絡できるよう訓練をしたという話。
この話は史実に沿っていて、実際に行軍を行って数人しか生きのこらなかったという話。
映画自体はフィクションなので、いろいろなところに脚色はある。
話の筋としては、きちんと準備した隊長と、甘く見て付いてきた上官が、現場の部下たちを引っ掻き回して壊滅するという対比がされている作品。
これがある程度は史実に沿っているというのが怖い。
映像としては、雪の恐怖、遭難した時の雪山の悲惨さというのが良く出ていて、背筋が凍るよう。フィクションの部分はちょっと蛇足かもしれないけれど。
なかなか面白い作品でした。
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