うちのノートPCは、Dynabook SS 1610。先日、古いデスクトップPCをテレビ映像出力用にしようとしたところ、ファンの音がうるさいし大きいしでいまいちだった。
テレビで動画やネットを楽しむのに、HDMI端子に直接接続するAndroid Stickを使っていたのだけれど、何回か使っているうちに起動しなくなっていた。
後の選択肢は、古いノートPCを使うしかないかなと。
Dynabook SS 1610にWindows7を導入
まず、Dynabook SS 1610だが、CPUはPentiumM。OSはWindows XP。
メモリは1GBに増設してあり、64GBのSSDを積んでいるとはいえ、サポート切れのOSを使ってネット接続するのに一抹の不安がある。
そういうわけでちょっと調査。公式には1610はWindows7には対応していないようだ。
だけれど、ネットにはインストールに成功した事例が多数。ネックはビデオカードのドライバらしい。
そこに目をつぶればインストール可能ということなので、Windows7 Home 32bitをインストール。
なんと、普通にインストールできて、ディスプレイのドライバや明るさの調整以外は普通に動作してしまった。
もちろん、別途東芝のユーティリティのインストールは必要だけれど。
動画鑑賞とテレビ出力
Windows7として、OSのアップデートは何とかなったけれど、ただ起動するのと動画を見るのとはわけが違う。動画はどうしてもCPUなりGPUなりのパワーが必要で、Windows7のOSを動かすだけのPCにはかなり厳しい。
こういう場合は再生ソフト側で何とかするということで、MPC-HCを導入。
さすがに軽いソフトだけあって、HD動画でもなんとかなるようだ。若干引っかかる場合はあるが。
再生環境がなんとかなったら、今度は出力。Dynabook SS 1610にはVGA出力端子があるので、対応のテレビなら出力することとは可能。一般的なテレビには損端子はついていないので、VGA-HDMI変換アダプタを購入した。
お値段も非常にリーズナブル。
こいつをVGA端子につなぎ、USB端子もつないで電源を取る。音声はDynabook のイヤホン端子にさしてやる。
HDMI端子側をテレビにつなぐと….問題なく表示….されたけれど、4:3の画面だ。これは、Dynabook側が4:3で表示するためのドライバしか持ってないためなのか、そもそもハード側の限界なのか。
でも、MPC-HCでワイドの動画を再生し、4:3の画面で上下に黒い枠が入った状態ならば、テレビ側の拡大表示で全画面が可能。これで我慢することにするか。
何とかこれで、静音タイプのリビングPCを再現することができた。容量不足は、USB接続のHDDを使うなりで対処する。
でも、HDMI出力可能なタブレットとUSB-HUBかLAN接続のHDDという構成ならば、2万円程度の投資でできる気もするし、このままDynabook 1610を使い続けるのが良いのかな。
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