うちの会社の推奨資格に「電気製図技能士」がある。
電気製図技能士は、配電盤・制御盤のシーケンス図や外形図を製図する技能を示す資格であって、今時手書きで製図を行う。
取得には実務経験が必要で、入社後5年以上経過している人が受ける場合には、どんな部課にいたかにかかわらず1級を受けるよう推奨される。
ただし、社内の講習会も充実していて、まじめにやる気があれば受かるレベル。
一級の場合、A3のシーケンス図を手書きで5回以上書いて、お手本を見ないでかけるレベルになれば、まあ大丈夫。
実技の対策なんかは、以下の記事で記載した。
一級電気製図技能士と実技試験受験【農場主の日常】
今回は学科試験について記載する。
技能士の学科試験
技能士は多数の職種があるけれど、学科試験は基本的に同じ日に行われる。
試験日程・内容について|技のとびら – 技能検定制度のポータルサイト
多岐選択式の試験で、多数の業種が1つの会場で行われる。
今回は中野の明大で行われた。合格発表は3/10で、解答速報は学科試験の翌日に発表される。
また、受験する業種に対応する科目の「職業訓練指導員」の免許を持っている場合、学科試験は免除になる。これは、技能士を受験する前に申請が必要。
そして、学科試験に合格している場合には学科試験が免除となる。
学科試験対策
基本的に、過去問の使いまわしが多い。過去3年分の問題をやっておけばほぼ合格する。
ただし、過去問自体が出回っていなくて、これまでは以下の本を買うか、受験する都道府県の人材能力開発センターに問い合わせると、1年~3年分の過去問題をコピーしてもらえる。自分の受験する都道府県で1年しかなかった場合でも、近い都道府県で3年分のコピーがもらえる場合があるので、問い合わせるといい。
3年分の過去問は、ここ数年でネットで閲覧可能になった。
技能検定試験問題公開サイト | 中央職業能力開発協会
もともと持ち帰り不可の問題があったので、このサイトでも閲覧のみ。
どうしても印刷がしたい場合には、スクリーンショットをとるなり工夫しないといけない。
学科試験を受けてみて
電気製図の場合、3年分だと大体8割がた得点できた。これが5年分だったら、ほぼ満点取れるまで得点できるようなので、時間があるならば5年分やったほうがいい。
解答速報を見る限り、学科は合格していたようなので、3/10の合格発表を待つことにする。
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