IT業界で働いている人は思うところのあるみずほ銀行のシステム。この6/11に一回目の起動はうまくいったそうだ。
“ みずほフィナンシャルグループ(FG)は6月11日、全9回に及ぶ次期勘定系システムへの移行の第1弾を乗り切ったことを明らかにした。移行作業に伴う大きな問題は起きなかったという。”
みずほFG、1回目のシステム移行を乗り切る 「大きな問題なし」 – ITmedia ビジネスオンライン
やっと有能な人材がきちんと機能したのか。人材と期間がなんとかなれば、品質の良いものができるとは思う。
今の会社で何か所かのシステムを見ていると、上流の要求定義と現状把握が甘いと思う。その状態で下流の工程のコストと期間が期限ギリギリに決まったら、試験工程が少なくなって品質は落ちるよな。
下流を下請けに出す場合、前にこの期間とコストでできたから、そこからCDしてくださいなんて普通に言われるのはどうなんだろう。効率化して作業するにしても限界があると思うし。そのCDした分は、何の改善もしていない親会社の利益になるのだろうか。
某T社のチャレンジという言葉から始まった不適切会計はまさにそれだろう。すでに削れるところを削った状態でのCD要求はもはや架空の領域のお金を当てるしかない。
現場としてはお客の満足するものを高品質で作りたいよ。もちろんコストも適正で。自分の力量に合った範囲ではあるが。
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