譜面の整理・続き

整理・収納・DIY

 以前、結構な量がある譜面をクリアフォルダに仕分けし、Fitsケースに収納した。
譜面の整理【農場主の日常】
 2006年のことだから、7年前か。
 クリアフォルダは分類にはよいのだけれど、結局A4バラのパート譜は使う時に順番が入れ替わっていたり、クリアフォルダの正面だけ見ても何の譜面だかわからなかったり。
 収納するのはよいのだけれど、分類と使い勝手を考えてやらんとタンスのこやしになってしまうわな。
 収納から整理に進化させるか。

譜面をEXCELで管理

 まず、何の譜面があるか把握する必要がある。
 仕分けたクリアフォルダに、数字の書いたメモを挟んでインデックスを付ける。クリアフォルダの数は106枚。これに1~106と書いた紙を挟む。
 次は、EXCELファイルを準備。1行目にNo1~106を記載。
 ほかの項目として、以下の項目を作る。

  • 作曲者
  • 作曲者(日本語)
  • 編曲者
  • 曲名
  • 曲名(日本語)
  • 編成
  • パート
  • 楽譜状態(コピー or オリジナル)
  • 譜面サイズ
  • ファイルNo.
  • 分類(ジャンル)
  • 譜面番号
  • 備考

 譜面ごとにこれを入力していく。ただし、この時点では整理や分類をせずにリストを作るのみ。現状把握のためなので。
 記録が終わったら、出来上がったリストを見ながら譜面の統合・分離をする。同じ譜面は番号を廃止して同じクリアファイルに。違う譜面は別のクリアフォルダに移動して番号を追加。EXCEL側もそれに合わせて編集。
 重複した譜面の分離が終わったら、分類ジャンル別にシートを作る。一番左のカラムのNoに、もうカラムを追加してジャンルごとにNoを振る。
 例えば、ルネサンスだったらR01~R24、バロックならB01~B48という感じ。
 ここまでで、ジャンルごとの譜面のリストが完成。あとは、譜面が追加されるごとにこの番号を追加。減ったら欠番にする。

A4のパート譜とスコアの処理

 一般的なコンビニコピー機を使う関係上、譜面がA4中心になっている。
 クリアファイルに入れて分類するのはよいのだけれど、使う時に結構ばらばらになりやすくて苦労する。クリアファイルに都度入れて使えば見た目もよいけれど、スコア入れたらそれだけで終わってしまう。
 そういうわけで、きちんと製本することにする。
 製本に使うのは、テープとのり。

 まず紙テープ。包帯用のサージカルテープ(紙バン)が良い。メンディングテープは裂けるのでよくない。紙は折りに強いし、色合いも手触りも譜面に近いのでいい。
 紙テープを使って、A4のパート譜を1枚にまとめる。めくりに合わせて山谷をつけて、表か裏側の片面だけにテープを貼ってつなぐ。
 全部つないだら、のりで貼り合わせて製本する。スティックのりのような、あまり水気が多くないのりが良い。スプレーのりでもいいかもしれない。
 最後に、製本テープで背表紙を保護して終了。A4-3枚程度までのパート譜は、背表紙をつけると開きづらくなるのでつけない。

製本後の整理

 製本が終了したら、のりが乾くまで何日か放置。
 乾いたら、背表紙にテプラを使ってEXCELファイルに記入したNoを貼る。
 No.は、バロックならB01~のようにつけた番号。
 Noは表紙にも張る。表紙がない譜面やパート譜は、テプラで曲名と作曲者名、パート名を貼って完成。
 パート譜複数やスコアがあるものはそのままクリアフォルダに戻し、製本した譜面1冊だけのものはクリアフォルダを廃止。入れておいたNoの紙は処分する。
 分類はファイルボックスや紙フォルダ―を使って、わかるように。

製本後

 数日かけて、50くらいの譜面が終了。テープは100円ショップで調達したけれど、結構な量を使ったので買い占めてしまった。ドラッグストアとかネットで注文したほうがよかったかもしれない。
 また、粘着テープをガンガン切るとハサミがべたべたになる。
 その掃除には、ジッポオイルとかシールはがし液みたいなので掃除するときれいになる。終わったら手入れしておくといい。

サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。

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